規格外の農産物など有効活用 マッチングサイト「未利用資源バンク」登録開始2024年3月4日
健康食品・サプリメントの原料開発・OEM事業を展開するビーエイチエヌは2月29日、未利用資源の有効活用を目指すマッチングサイト「未利用資源バンク」を立ち上げ、未利用資源の登録の受付を開始した。
「未利用資源バンク」は、農林畜水産物の規格外品や加工残さなどの未利用資源を抱える側とそれらを有効活用したい側をつなげるマッチングサービスで、無料で利用できる。
登録できる未利用資源は、収穫時期を逃してしまった規格外の農産物や、食品加工の段階で出た残り物、一定の地域では流通しているのに、一般的にはあまり知られていない農産物などの一次産品。「未利用資源バンク」に登録することで、活用のアイディアが見つかり、使い途のなかったものが、価値のあるものに生まれる可能性がある。
未利用資源を活用した例として、収穫時期を逃し廃棄するしかなかったオクラの場合、完熟した種子を研究し、機能性表示食品の原料に活用された。また、ツバキ油を絞った後の「ツバキの種子の絞り粕」を研究し、機能性表示食品の原料に活用された例もある。
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