規格外の農産物など有効活用 マッチングサイト「未利用資源バンク」登録開始2024年3月4日
健康食品・サプリメントの原料開発・OEM事業を展開するビーエイチエヌは2月29日、未利用資源の有効活用を目指すマッチングサイト「未利用資源バンク」を立ち上げ、未利用資源の登録の受付を開始した。
「未利用資源バンク」は、農林畜水産物の規格外品や加工残さなどの未利用資源を抱える側とそれらを有効活用したい側をつなげるマッチングサービスで、無料で利用できる。
登録できる未利用資源は、収穫時期を逃してしまった規格外の農産物や、食品加工の段階で出た残り物、一定の地域では流通しているのに、一般的にはあまり知られていない農産物などの一次産品。「未利用資源バンク」に登録することで、活用のアイディアが見つかり、使い途のなかったものが、価値のあるものに生まれる可能性がある。
未利用資源を活用した例として、収穫時期を逃し廃棄するしかなかったオクラの場合、完熟した種子を研究し、機能性表示食品の原料に活用された。また、ツバキ油を絞った後の「ツバキの種子の絞り粕」を研究し、機能性表示食品の原料に活用された例もある。
重要な記事
最新の記事
-
「地域と食を守る農政が筋」 国民民主党衆院・玉木雄一郎議員に聞く(2)2024年12月25日
-
加工原料乳生産者補給金 0.23円増の11.90円/kg 黒毛和種保証基準価格 1万円引き上げ 2025年度畜産物価格2024年12月25日
-
【小松泰信・地方の眼力】輸入米で輸入するもの2024年12月25日
-
農山漁村の関係人口増加めざし官民で共創 農水省2024年12月25日
-
2月19日に国際協同組合年キックオフイベント オンライン参加を募集 全国実行委員会2024年12月25日
-
中山間地域の農業維持にスマート農業 WEBミーティングで事例紹介 全農2024年12月25日
-
生乳の需給調整 全国的な取り組み促進 補助事業とのクロスコンプライアンス導入 農水省2024年12月25日
-
輸入米「争奪戦」過熱 SBS入札で7年ぶり完売 業務用で引き合い強く小売にも2024年12月25日
-
1位の北海道 前年比4.3%増の1兆3478億円 23年の都道府県別農業産出額 農水省2024年12月25日
-
農業総産出額 5.5%増加 9兆4991億円 農水省2024年12月25日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月25日
-
第12回「食品産業もったいない大賞」AIとビッグデータ活用の食品ロス削減に農水大臣賞2024年12月25日
-
2月4日に新春の集い 袴田ひで子さん、むすびえ・湯浅誠理事長、伊那食品工業・塚越寛最高顧問が講演2024年12月25日
-
ふるさと納税サイトで「見える化」特集ページ「みえるらべる」全国へ拡大 農水省2024年12月25日
-
「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクト始動 農水省2024年12月25日
-
「JAヨリアイin東京2024」 「対話する協同組合が生み出すもの」を考える2024年12月25日
-
農薬出荷数量は3.3%減、農薬出荷金額は3.0%増 2024年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2024年12月25日
-
【人事異動】東邦化学工業(2025年1月1日付)2024年12月25日
-
農・食の魅力を伝える「JAインスタコンテスト」グランプリは「JAふくしま未来とJA幕別町2024年12月25日
-
「NHK歳末たすけあい」へ寄付 JA全農2024年12月25日