地域と向き合う15団体へ400万円「市民活動支援金」贈呈式 パルシステム埼玉2024年3月13日
生活協同組合パルシステム埼玉は3月25日、「市民活動支援金」の2023年度助成団体への贈呈式と、2022年度に助成した団体の報告会を組合員活動施設ぱる★てらす(さいたま市)で開催。2023年度の助成先は、選考を経て15団体(総額400万円)が決まった。
2022年度の「市民活動支援金」贈呈式
贈呈式では、パルシステム利用者や役職員、外部有識者などで構成する運営委員会の審議と、利用者の公開選考会を経て決定した15団体へ「市民活動支援金」の目録を手渡す。2022年度の助成15団体からは、支援金を利用した活動内容を報告し、それぞれの地域課題への向き合い方をお互いに伝える。
埼玉県内の各地域では、経済格差の拡大や子育て・高齢世帯の孤立、難民・移民が置かれる状況などの問題が顕在化しており、2か月の申請期間には、これらの課題解決に向けて活動する33団体から応募があった。
パルシステム埼玉の「市民活動支援金」制度は、県内の事業活動で得た剰余金を地域貢献に活用するため1998年に創設。福祉やまちづくり、環境などの身近な地域課題に取り組む市民による活動団体を資金面で応援する。2021年度からは、2015年に創設した東日本大震災復興支援助成金を統合し、復興支援に取り組む団体も支援している。
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