都内の大気汚染「第6回松葉のダイオキシン・環境調査」スタート集会開催 生活クラブ2024年3月26日
23区南生活クラブ生活協同組合は4月6日、環境汚染の実態を考えるきっかけとするための集い「第6回松葉のダイオキシン・環境調査2024・11スタート集会~きれいな空気、大地、水を守ろう!未来の子どもたちのために~」を世田谷文化生活情報センターで開催。3月30日まで一般参加の申し込みを受け付けている。
組合員が松葉のダイオキシンを調査
23区南生活クラブは、プラスチックごみ焼却処理による大気汚染への影響を調査するため、組合員主導による「松葉のダイオキシン・環境調査」を2007年から数年おきに実施。今回の集いは、11月に実施予定の第6回調査に先駆けて行われる。
東京23区内のプラスチックごみの処理方法は、2008年に埋め立てから焼却へ変更した。この影響を測るため、23区南生活クラブは2007年から、組合員の手で松葉を用いたダイオキシン類の調査を実施。これまでの調査により、都内の大気中のダイオキシン類濃度は全国平均の2~9倍の高濃度で、焼却処理を始めた2008年以降、とりわけ江東区・大田区でダイオキシン類や重金属類濃度が増加していることが判明した。これらの地域は大規模な焼却炉が集中しかつ灰溶融炉がある影響が顕著に表れたと考えられる。
2007年の第1回調査から、前回2018年の第5回調査まで、延べ約1500人の組合員が参加。環境問題がますます深刻化する中、この度のスタート集会では、組合員以外にも広く参加を募る。また、ゲストによる講演を通じて、有害化学物質の子どもたちへの影響についてみんなで一緒に学び、松葉のダイオキシン・環境調査の重要性を再確認する。
◎「第6回松葉のダイオキシン・環境調査2024・11スタート集会~きれいな空気、大地、水を守ろう!未来の子どもたちのために~」開催概要
日時:4月6日13:30~16:00(13:15受付開始)
場所:世田谷文化生活情報センター5FセミナールームB(世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー内)
※同時にオンライン配信
主催:23区南生活クラブ生協松葉で環境を考える会
講演:株式会社環境総合研究所顧問池田こみち氏、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議代表中下裕子氏
費用:無料
定員:40人
申込締切日:3月30日
重要な記事
最新の記事
-
JA熊本経済連が1000トン落札 政府備蓄米 「価格下がっても500円前後か」2025年3月12日
-
JAさがは2回目も入札 政府備蓄米放出 「今年は米騒動起こさぬため」2025年3月12日
-
政府備蓄米、入札量の9割落札 JA福井県 価格低下は限定的か2025年3月12日
-
意思決定と女性参画【小松泰信・地方の眼力】2025年3月12日
-
シロアリ防除剤「メタミサルト」、蛍光性能で薬剤の存在を可視化 最速で業界トップシェア目指す ZMクロッププロテクション2025年3月12日
-
こども食堂で富山県産牛乳の体験ミルク教室を開催 JA全農とやま2025年3月12日
-
岐阜県産イチゴのイベント「ぎふのいちごおやつマルシェ」を開催 県内17の菓子店が集結 JA全農岐阜2025年3月12日
-
農協シリーズからモナカアイス「北海道ミルク」「京都宇治抹茶」新登場 JA全農2025年3月12日
-
「いわて純情米」アンバサダーにエンゼルス菊池雄星 投手が就任 JA全農いわて2025年3月12日
-
黄金の郷のこだわり りんごとトマト、丸搾りのジュースに JAいわて平泉(岩手県)2025年3月12日
-
特産のゆずがドロップに 鼻に抜ける甘酸っぱい香り JA神奈川つくい(神奈川県)2025年3月12日
-
ハマササゲの耐塩性機構が明らかに 作物の耐塩性開発に期待 農研機構2025年3月12日
-
青りんごが赤くなる不思議 眠りから覚めた遺伝子が果皮の色を変えるメカニズム判明 千葉大学2025年3月12日
-
植物栽培の生理生態情報定量的を可視化 高知大学IoP共創センターと共同研究開始 welzo2025年3月12日
-
家庭用油脂製品7%~15%の値上げ 油脂製品を価格改定 J-オイルミルズ2025年3月12日
-
グリーンコープ生協みやざき「笑顔つながるこだわりマルシェ」都城で15日に開催2025年3月12日
-
三重県カンキツ生産者研修会開く 高品質安定生産、日焼け対策などを報告 三重県園芸振興協会2025年3月12日
-
「健康経営銘柄」3年連続選定「健康経営優良法人~ホワイト500~」は9年連続認定 明治HD2025年3月12日
-
「健康経営優良法人2025」認定を取得 ヤンマー2025年3月12日
-
令和6年度省エネ月間四国地区表彰にて「四国経済産業局長表彰」受賞 井関農機2025年3月12日