青果物加工・物流「大阪FSセンター」4月から営業開始 デリカフーズ2024年4月11日
デリカフーズは4月、同社で関西エリア最大の青果物加工・物流センター「大阪FSセンター」の業務を開始。4月6日には竣工式が行われ、デリカフーズグループの取引先も出席した。
4月に業務開始した「大阪FSセンター」
デリカフーズグループは2024年3月期を最終期とする中期経営計画Transformation 2024において、基本方針の一つに「青果物流通インフラの構築」を掲げ、需要が高まる既存エリアや空白エリアでの拠点増設を進めてきた。
飲食店数全国第2位の大阪府は、新鮮な青果物やカット野菜の需要も高いエリア。このほど、茨木市に誕生した「大阪FSセンター」は、延床面積5645平方メートルと、関西エリアではデリカフーズ最大の青果物加工・物流センターで、西日本地区における一層の事業拡大を図る新たな重要拠点として事業を始めた。
大阪FSセンターの開設により、2010年から進めてきたFS(Fresh&Speedy)センターの全国展開が、東北、関東、中京、関西、九州の主要大都市圏で完了。同一レベルの高品質なサービスを提供できるようになる。
◎大阪FSセンターの主な機能
(1) オートメーション化による省人製造ラインの導入
(2) スーパーコールドチェーン(4℃)対応の新センター
(3) 真空加熱野菜製造ライン・サラダライン・ミールキットラインの新設
(4) カット野菜製造ラインに異物除去装置を開発・導入
(5) 在庫管理システムおよび進捗管理システムの導入
(6) 野菜ゴミを完全リサイクル化へ
(7) フードテロ対策として最新のセキュリティシステム(顔認証)を導入
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