回収したメタンガスを有機肥料へ転換 米Windfall Bio社へ出資 NCIF2024年4月18日
グローバル・ブレインが運営する、農林中金イノベーション投資事業有限責任組合(NCIF)は4月、回収したメタンガスを有機肥料へ転換する米Windfall Bio社へ出資したことを発表した。
Windfall Bioは、メタンガスを食べる微生物「Mems」を活用した自然由来のソリューションを開発。「Mems」により、あらゆる発生源のメタンガスを回収しながら空気中の窒素も回収し、農業・工業などの現場で有機肥料の生産が可能になる。同ソリューションを通じて、土壌の健全性・法令への順守・資源効率の向上や有機肥料の販売による新たな収益源創出等の価値を顧客へ提供している。
グローバル・ブレインは、Windfall Bioのメタンガス回収・転換ソリューションにおけるマーケットリーダーシップ、経営チームの実績などを評価し、出資を決めた。同出資を通じて、Windfall Bioのさらなる事業拡大に貢献できるよう、農林中央金庫とともに日本市場への参入など積極的な支援を行う。
◎Windfall Bioについて
所在地:米国カリフォルニア州メンローパーク
CEO:Josh Silverman氏
設立日:2022年8月
◎NCIFについて
名称:農林中金イノベーション投資事業有限責任組合
無限責任組合員:グローバル・ブレイン株式会社
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