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「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日

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パルシステムは4月から、再生可能エネルギーを中心に供給する「パルシステムでんき」の新規利用受付を2年ぶりに再開。料金体系の再構築と市場価格が安定したことで、受付再開の環境を整えた。

利用者に「発電産地」の見学ツアーも実施利用者に「発電産地」の見学ツアーも実施

電力市場をめぐっては2020年末以降、寒波や災害による送電線の損壊、軍事衝突などを要因とした燃料価格の高騰など、不安定な期間が続いた。

パルシステムでんきの調達と供給を担うパルシステム電力でも、利用者への供給電力の仕入れ価格が販売価格を上回る状態が続いたため事業継続を図ることを目的に2022年4月から、新規受付の申込受付を一時停止していた。

パルシステム電力は、市場価格の影響を受けにくい新たな再生可能エネルギーの調達を拡大しながら、料金体系の見直しを図ってきた。市場価格の変動も2023年後半から落ち着いたことで、このたび受付再開を判断した。

パルシステムでんきは、利用者の選択により未来を変えることをめざし、再生可能エネルギーによる電力供給を推進。風力、バイオマス、水力、太陽光、地熱の5つの方法の発電を中心とする37か所62発電所の事業者と連携し、利用者に電力を供給する。パルシステムが届ける農畜産物の産直産地も含まれ、「発電産地」として自然の力による発電の様子を利用者に紹介している。

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