各界トップランナーの講義を1冊に集約『北海道未来学』発売 コープさっぽろ2024年4月24日
生活協同組合コープさっぽろの寄付講座として2023年に小樽商科大学で開講された「北海道未来学」の内容をまとめた書籍『北海道未来学』(ダイヤモンド社刊、1980円・税込)が4月23日に発売。全国書店・オンラインストアで販売している。
同書は、国内外の第一線で活躍する講師を迎え、2023年4月から7月に小樽商科大学で行われた全13回の講座を書籍化。グローバル社会からテクノロジー、経営変革、マーケティング、地方再生まで、各界のトップランナーが北海道の未来創造のための指針を提示している。課題先進国といわれる北海道の未来を考えるとともに、さまざまな課題を抱える日本再生のヒントとなる一冊。
「北海道未来学講座」の第2期は4月19日から始まり、全13回を予定。コープさっぽろの大見英明理事長は、小樽商科大学の地域学の講師を長年務め、 2022年4月から同大学の特認教授に就任。未来の北海道を担う学生を支援するため教育に力を入れており、同講座の視聴料はすべて、小樽商科大学に寄付されている。
◎「北海道未来学」講師
寺島実郎氏(一般社団法人日本総合研究所会長)
講義テーマ:「世界史的転換点に立つ日本の針路―そして北海道の未来」
長谷川秀樹氏(コープさっぽろCIO)
講義テーマ:「2023年に突然きた、ChatGPTの威力」
浜田敬子氏(ジャーナリスト)
講義テーマ:「ビジネスで創る新しい社会~未来を変えるミレ二アル・Z世代」
玉川憲氏(株式会社ソラコム代表取締役)
講義テーマ:「IoTテクノロジーの民主化」
杉田浩章氏(元BCG日本代表・早稲田大学大学院教授)
講義テーマ:「10年変革シナリオー 時間軸のトランスフォーメーション戦略」
足立光氏(株式会社ファミリーマートCMO)
講義テーマ:「ファミリーマートのマーケティング戦略と北海道への示唆」
山崎亮氏(関西学院大学教授)
講義テーマ:「コミュニティデザイン」
佐藤章氏(株式会社湖池屋社長)
講義テーマ:「湖池屋ブランディングと北海道ブランディング」
山中大介氏(ヤマガタデザイン株式会社代表取締役)
講義テーマ:「地方再生」
美馬のゆり氏(公立はこだて未来大学)
講義テーマ:「科学技術と食文化〜北海道から社会変革〜」
パイヴィ・アンティコスキ氏(SOK「フィンランド生協連」CMO・SOK エグゼクティブ チームメンバー
講義テーマ:「フィンランドにおける協同組合の役割と重要性」
※コープさっぽろ理事の入山章栄氏と同理事長の大見英明氏による特別対談も収録
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