配送・営業用車両にEV車を初導入 グリーンコープ生協くまもと2024年5月10日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生活協同組合くまもとは、今年度、配送や営業に用いる車両として、初めて電気自動車(EV)を導入することを決めた。
グリーンコープ生協ふくおかで導入された「日野デュトロZEV」
生協では初めての電気自動車(EV)を導入にあたり、特に熊本県内の事業所で最多となる1万3000人の組合員を抱える西部センターでは、31台の車両すべてをEVに切り替える。グリーンコープは今年から温室効果ガス削減の取り組みを加速させるために、新たに「OUR GREEN」プロジェクトを開始。2027年の完全な「カーボンニュートラル」達成に向け、さらに取り組みを本格化させる。
導入される車両の「日野デュトロZEV」は、最大積載量1トンで、5時間の通常充電で100キロメートル以上の航続が可能。荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40センチメートルであるため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできる。また、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」により、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を軽減する。
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