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惣菜市場規模 前年比4.9%増『2024年版惣菜白書』日本惣菜協会2024年5月20日

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(一社)日本惣菜協会は6月1日、中食・惣菜業界の国内市場をまとめた『2024年版惣菜白書』を発刊。調査対象となる2023年1月〜12月の期間で算出した2023年の惣菜市場規模は、前年対比104.9%の10兆9827億円となり、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年比では106.4%。2020年に10兆円を割り込んだ市場は完全に回復した。

『2024年版惣菜白書』『2024年版惣菜白書』

同白書によると、業態別の前年比は、食料品スーパーが105.7%で最も高く、次いでCVS105.6%、総合スーパー104.4%、惣菜専門店103.9%となった。市場規模は依然CVSが最も大きく3兆4631 億円。次いで食料品スーパー3兆2586億円、惣菜専門店2兆9426億円と続く。

業態別構成比では2021 年比で惣菜専門店・総合スーパー・CVS が0.1%~0.4%のシェアダウン(27.2%→26.8%)。これに対し、食料品スーパーのみが0.6%のシェアアップとなった。

「惣菜白書」は、惣菜の市場動向・消費者動向・参考資料の構成からなる惣菜に関する業界唯一の統計資料として毎年発刊し今年で20年目を迎える。2024年版では、惣菜専門店をはじめ百貨店やスーパー・CVSなど100社6万8683店)の小売店における販売動向の調査を実施。また、消費者調査は、2024年2月9日~2月14日の期間、首都圏、近畿圏、中京圏、北海道の4エリアで実施。首都圏2091サンプル、近畿圏2080サンプル、中京圏1042サンプル、北海道1057サンプルの計6270サンプルでWeb調査を行った。

『2024年版惣菜白書』の一般企業・個人販売価格は1万3200円(税込)。

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