山口県発 農薬化学肥料不使用栽培の大麦使用「秋川牧園大麦の旨みビール」新発売2024年5月27日
山口県で創業52年を迎えた秋川牧園は5月25日、自社栽培の大麦を使った「秋川牧園大麦の旨みビール」を発売。長年培った農薬化学肥料不使用の栽培技術を生かした原料を活用し安心・安全にこだわったクラフトビールを開発した。
自社栽培の大麦でつくった「秋川牧園大麦の旨みビール」
秋川牧園は、地域の中山間地に耕作放棄地が多く、荒廃している現状に対し、農薬・化学肥料を使わずに作物を栽培する技術を活用し、価値ある製品を作ることが国内自給率の向上と地方の活力につながると考え、ビール原料である大麦の栽培を開始した。
「秋川牧園大麦の旨みビール」は、農薬化学肥料不使用の野菜栽培の技術を生かし育てた原料を使ったクラフトビール。2022年から製造を始め、初回はホップを栽培。第2弾の今回は、麦芽になる大麦を栽培した。大麦は、昔ながらの栽培技術のひとつ「麦踏み」などをしながら、農薬化学肥料を使用せずに栽培し、収穫後は、天日干しで乾燥した。
農薬化学肥料を使用せずに栽培した収穫前の「大麦」
大麦をビールの材料である「麦芽」にする工程は、イギリスのモルトウイスキーと同じ、伝統的な「フロアモルティング製法」で製麦。丁寧に栽培した麦の旨みを存分に感じる旨みビールに仕上がった。「秋川牧園大麦の旨みビール」(330ml、650円・税込)は、秋川牧園直売店で先行発売。秋川牧園直販会員には6月3日から発売。限定4000本。
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