食料自給率向上へ「国内自給 まかない亭」プロジェクト開始 生活クラブ2024年5月28日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)は5月27日、食料自給率向上をめざす取組み「国内自給 まかない亭」プロジェクトを開始。WEB動画や特設サイトで日本の食料自給率を視覚化する。日本の食料自給率38%を反映した料理を提供する変わった食堂が舞台のWEB動画も公開した。
農林水産省の発表によれば令和4年度における日本のカロリーベースの食料自給率は38%。「食料自給率」は、日本国内に供給された食料のうち何割が国内で生産されたものかを示す指標で、日本の食料自給率は長期的に低下を続け、先進国では最低水準となっている。また、農水省が行なったインターネット調査の結果によると、「現在の日本の農業の課題の認知」として、「食料自給率の低下(42.6%)」が1位で、食料自給率の低下に危機感を抱いている人が多いことが明らかとなった。
こうした背景から生活クラブは、国内で消費される食品の多くを輸入に頼っていることを受け、より多くの人たちが日本の食料自給率について考え、「共感(自分ごと化)」できる機会を創出するため、「国内自給 まかない亭」プロジェクトを実施。特設サイトでは、餃子やピザなどの「国内の自給率」をビジュアル化したメニュー9品をCGで立体的に表し、不完全な状態の餃子定食やオムライスに一般のお客がリアルに驚く姿を収めたWEB動画も公開している。また、SDGsをテーマとした探究活動を様々な形で実施している東京家政学院中学校・高等学校と共同で、生活クラブの「国内自給 まかない亭」出前授業を開催する。
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