埼玉産直協議会総会を開催 新たに鈴木英樹会長が就任 パルシステム埼玉2024年5月29日
生活協同組合パルシステム埼玉とパルシステム生活協同組合連合会、有限会社沃土会(深谷市)、南埼玉産直ネットワーク協会(さいたま市岩槻区)で構成する埼玉産直協議会「農・彩・土」は5月25日、第14回総会を開催。2023年度活動報告などの議案が承認されたほか、鈴木英樹会長が新たに就任した。
2023年度開催の「岩槻田んぼ交流」
埼玉産直協議会「農・彩・土」は2011年、県内の生産者と消費者の交流を通じた地産地消の推進により、県内農業の発展と環境保全を図ることを目的として設立。同協議会の活動は、産地や生産者との交流、地場農産物を活用した商品開発など多岐にわたり、現在、正会員の4団体のほか、19の団体と個人が賛助会員として参加している。
総会では、2023年度に開かれた交流企画のようすや次年度に向けた課題が伝えられ、収支報告と議案が承認された。役員選任では、新たに鈴木会長就任の議案が可決。鈴木会長は「みなさんの協力を得て事業計画と課題を1つひとつすすめ、任期を全うしたいと思います」とあいさつした。最後に14年間にわたり代表を務めた矢内前会長には花束が贈られ、これまでの活動を振り返り、感謝のメッセージが述べられた。
「農・彩・土」は今後も会員と連携し、参加者一人ひとりに農業と環境の大切さを伝える企画を開催。6月からは、南埼玉産直ネットワークによる「岩槻田んぼ交流」への参加を利用者に呼びかける。このほか、生産者が直接農作業を教える体験教室やオリジナル商品の販売なども企画し、県内農業を守り、盛り上げる活動を推進する。
新たに就任した鈴木会長
◎2024年度 埼玉産直協議会「農・彩・土」役員
▽会長 南埼玉産直ネットワーク代表 鈴木英樹氏
▽副会長 有限会社沃土会生産者代表 高田正弘氏
▽副会長 生活協同組合パルシステム埼玉理事長 樋口民子氏
▽監事 パルシステム生活協同組合連合会理事長 大信政一氏
重要な記事
最新の記事
-
【年頭あいさつ 2025】国際協同組合年機に反転 村上光雄 一般社団法人 農協協会会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】基本法理念 実現の時 江藤拓 農林水産大臣2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】基本法の具体化に全力 山野徹 全国農業協同組合中央会 代表理事会長2025年1月2日
-
食と農を未来へつなぐ【年頭あいさつ 2025】折原敬一 全国農業協同組合連合会 経営管理委員会会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】利用者本位の活動基調に 青江伯夫 全国共済農業協同組合連合会 経営管理委員会会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】つながり強化戦略推進 奥和登 農林中央金庫 代表理事理事長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】医療、福祉の充実に一丸 長谷川浩敏 全国厚生農業協同組合連合会 代表理事会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】『家の光』創刊100周年 JA教育文化活動支援に尽くす 栗原隆政 (一社)家の光協会 代表理事会長2025年1月2日
-
【石破総理 新春インタビュー】政治の大転換期、新たな農業政策へ どう一歩踏み出すか(2)2025年1月1日
-
【石破総理 新春インタビュー】政治の大転換期、新たな農業政策へ どう一歩踏み出すか(3)2025年1月1日
-
【石破総理 新春インタビュー】政治の大転換期、新たな農業政策へ どう一歩踏み出すか(4)2025年1月1日
-
2025年度 農林水産関係予算 2兆2706億円 前年より20億円増2024年12月27日
-
【特殊報】モモほ場で「モモ果実赤点病」県内で初めて確認 愛知県2024年12月27日
-
【特殊報】ブドウにシタベニハゴロモ 県内の果樹園地で初めて確認 富山県2024年12月27日
-
【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日
-
米輸入めぐるウルグアイ・ラウンド(UR)交渉 過度な秘密主義に閣僚も「恥」 1993年外交文書公開2024年12月27日
-
1月の野菜生育状況 さといも以外の価格 平年を上回る見込み 農水省2024年12月27日
-
(416)「温故知新」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月27日
-
東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
-
JA全農あきたがスマート農業研修会 農機・担い手合同は初2024年12月27日