住友化学 千葉工場が「スーパー認定事業者」に認定 高度な自主保安活動を推進2024年5月31日
住友化学は、経済産業省による高圧ガス保安法における特定認定事業者制度に基づき、千葉工場姉崎地区(千葉県市原市)と袖ケ浦地区(同袖ケ浦市)が、「スーパー認定事業者」に認定された。
千葉工場全景
今回の認定受け住友化学は、同制度が狙いとする、レベルの高い自主保安を促進するトップランナーとして他事業所の模範となる役割を果たすとともに、各種の規制合理化インセンティブを活用したより効率的な設備管理を推進。また、安全・安定操業により、事業の競争力強化につなげる。
スーパー認定事業者制度は、経済産業省の高圧ガス保安法における認定事業者制度の一つ。認定事業者の中でも、多様化する災害、プラントの高経年化、熟練従業員の減少などに対応するため、IoT、ビッグデータの活用、高度なリスクアセスメント、第三者による保安力の評価活用など高度な保安の取り組みを行っている事業者を「スーパー認定事業者(特定認定事業者)」として認定し、その自主保安の自由度を高めることを目的としている。
「スーパー認定事業者」認定証を手にする奥工場長
「スーパー認定事業者」認定を受けた千葉工場の奥憲章工場長は、「スーパー認定事業者としての認定を取得することができ、設備の開放検査周期の延長、軽微変更範囲の拡大など、より効率的な設備管理が可能となっている。今後、一層の安全・安定操業、ならびに、事業競争力の強化に取り組むことで、事業を通じた社会への貢献を推進してまいります」とコメントしている。
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