配達時の緊急事態に備え ドライバー50人が救命講習受講 パルシステム2024年5月31日
生活協同組合パルシステム山梨 長野は6月8日とと22日、配達担当者50人を対象に救命講習会を配送拠点「甲斐センター」(山梨県甲斐市)で開催。毎週の担当エリアでの配達時に、利用者をはじめ地域住民の異変を察知した際の緊急対応を学ぶ。
実技を中心に応急処置を学ぶ
配達担当者50人が受講するのは、消防庁が定める「普通救命講習Ⅰ」。AEDを使用した心肺蘇生や人工呼吸の方法など、応急手当の基礎を実技中心に学ぶ。講習は、峡北消防本部の救急隊員が担当し、事故や災害に遭遇した際に正確かつ迅速に対応ができるよう経験を生かして指導する。
配達担当者は、同じエリアを受け持ち、毎週利用者と顔を合わせて商品を届けており、高齢者が多い地域などもあるため、ふだんから利用者の暮らしにも気を配っている。訪問時に、顔色が優れない、怪我をしていたなど利用者に異変があれば、緊急通報などの対応も業務の一環であることから、不測の事態には、通報に加え冷静な応急処置などもできるよう同講習を受講する。
パルシステム山梨 長野は、山梨県の25市町村と2つの社会福祉協議会、長野県の茅野、諏訪、岡谷の3市と「高齢者等の見守り活動に関する協定」を締結。業務の一環である地域の見守りを行政とも連携することで、安心して暮らせる安全なまちづくりにつなげる。
重要な記事
最新の記事
-
【年頭あいさつ 2025】国際協同組合年機に反転 村上光雄 一般社団法人 農協協会会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】基本法理念 実現の時 江藤拓 農林水産大臣2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】基本法の具体化に全力 山野徹 全国農業協同組合中央会 代表理事会長2025年1月2日
-
食と農を未来へつなぐ【年頭あいさつ 2025】折原敬一 全国農業協同組合連合会 経営管理委員会会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】利用者本位の活動基調に 青江伯夫 全国共済農業協同組合連合会 経営管理委員会会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】つながり強化戦略推進 奥和登 農林中央金庫 代表理事理事長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】医療、福祉の充実に一丸 長谷川浩敏 全国厚生農業協同組合連合会 代表理事会長2025年1月2日
-
【年頭あいさつ 2025】『家の光』創刊100周年 JA教育文化活動支援に尽くす 栗原隆政 (一社)家の光協会 代表理事会長2025年1月2日
-
【石破総理 新春インタビュー】政治の大転換期、新たな農業政策へ どう一歩踏み出すか(2)2025年1月1日
-
【石破総理 新春インタビュー】政治の大転換期、新たな農業政策へ どう一歩踏み出すか(3)2025年1月1日
-
【石破総理 新春インタビュー】政治の大転換期、新たな農業政策へ どう一歩踏み出すか(4)2025年1月1日
-
2025年度 農林水産関係予算 2兆2706億円 前年より20億円増2024年12月27日
-
【特殊報】モモほ場で「モモ果実赤点病」県内で初めて確認 愛知県2024年12月27日
-
【特殊報】ブドウにシタベニハゴロモ 県内の果樹園地で初めて確認 富山県2024年12月27日
-
【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日
-
米輸入めぐるウルグアイ・ラウンド(UR)交渉 過度な秘密主義に閣僚も「恥」 1993年外交文書公開2024年12月27日
-
1月の野菜生育状況 さといも以外の価格 平年を上回る見込み 農水省2024年12月27日
-
(416)「温故知新」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月27日
-
東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
-
JA全農あきたがスマート農業研修会 農機・担い手合同は初2024年12月27日