全国で50番目「わーくはぴねす農園」立川市に開園 エスプールプラス2024年6月5日
株式会社エスプールプラスは6月3日、東京都立川市に全国50番目となる障がい者の就労を目的とした農園「ソーシャルファーム わーくはぴねす農園Plus東京立川」を開園した。
ソーシャルファーム わーくはぴねす農園Plus東京立川
同農園の開設により、全国の「わーくはぴねす農園」で計約4000人の障がい者雇用が実現する。「わーくはぴねす農園」は、同社が2010年から、障がいのある人がやりがいをもって、働き続けられる環境として、関東、東海、関西エリアで50か所に展開。農園は障がい者の安心安全を第一に栽培装置や休憩室等を整備した、屋外型と屋内型の2パターン展開している。これにより就労を希望する障がい者は事前の体験会などを通じて、自身の障がい特性にあった環境を選ぶことができる。
同社は2023年6月に、農園就労者にアンケートを実施。知的障がい者1194人を含む2166人から回答を得た。その結果、約6割は福祉事業所を卒業後のステップとして農園で働いていることが分かった。また、約7割が農園で就労することで成長を実感できたと回答。「自分でいろいろ野菜について調べたり、仕事の取り組み方を考えるようになった」「野菜の名前が覚えられるようになった。お父さん、お母さんと離れてグループホームに入りたい」というコメントが寄せられている。
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