第2回日本ノーコード大賞 エネコープが特別賞受賞 コープさっぽろ2024年6月27日
生活協同組合コープさっぽろの関連会社でエネルギーを供給するエネコープが開発した、ノーコードツールAppSheetでスマートフォンアプリによるタンク点検における業務の効率化が評価され、ノーコード推進協会(NCPA)が6月21日に開いた「第2回日本ノーコード大賞」で特別賞を受賞した。
21日に行われた日本ノーコード大賞の授賞式
エネコープは、全道に約4万か所ある灯油タンクの点検業務を効率化するため、AppSheetを導入。以前は紙ベースの点検で、情報の記載漏れや点検時間の長さが営業活動に支障をきたしていた。また、古いシステムスキャナーの使用で、データの取り込みにも時間がかかっていたが、AppSheetの導入で、灯油タンクの破損具合を写真付きで確認でき、点検状況や受注状況を一元管理できるようになった。
さらに、マップ機能を活用して効率的な交換ルートの生成が可能になり、紙の持ち出しも不要に。データはAppsheetに保存され、基幹システムへのインターフェースも簡単になり、売上計上が迅速化された。この導入により、従来の業務時間を76%削減、大幅な業務効率化を実現した。
「日本ノーコード大賞」は、「日本のソフトウェア文化を変革する」をビジョンとしてノーコードの普及・発展を目指すNCPAが、民間企業や自治体を対象に、全国の優れたノーコードの取り組みを表彰するもの。
コープさっぽろでは、関連会社も含めて、SlackやZapierの活用などDXを強化しており、最近ではAppSheetや生成AIを活用することで業務の効率化を進めている。
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