外食市場調査5月度 市場規模は2019年比91.5% コロナ禍以降で最も回復2024年7月2日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象に2024年5月度の「外食市場調査」を実施。外食市場規模は2962億円で、2019年(コロナ禍前比)91.5%と2020年3月以降では最も回復した。
5月の外食市場規模は、3圏域合計で2962億円で、前年同月比は+243億円。市場規模の2019年同月比(コロナ禍前の2019年比)は91.5%で、前月の同85.4%から上昇し、コロナ禍以降では最も高いレベルまで回復した。
外食頻度の2019年比は前月の同指標を下回ったが、外食実施率と単価が前月の同指標を上回り、特に単価(2019年比118.3%)はコロナ禍以降最大の伸び率となり、市場規模の回復につながった。
市場規模の食事主体業態・計は2019年比100.4%(前月同90.2%)で、コロナ禍以降では初めて単月でコロナ禍前実績を超えた。飲酒主体業態・計は同78.9%(同81.9%)、軽食主体業態・計は同70.0%(同80.2%)。主要16業態では、11の業態で市場規模が前年を上回り、2019年比では「アジアン料理店」(114.3%)、「和食料理店」(112.1%)、「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」(110.8%)等、5つの業態でコロナ禍前を上回る市場規模となった。
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