ベジクルへ出資 DXによる青果流通の変革へ取り組み支援 アグリビジネス投資育成2024年7月4日
アグリビジネス投資育成株式会社は6月28日、青果流通の課題解決に取り組むベジクル株式会社に出資したことを発表した。
ベジクルは、現代表の池田将義氏の祖父が1947 年に創業した青果卸会社を源流に、東京都心部の非チェーン飲食店向けの青果卸としては屈指のシェアを誇る。現場で培った経験を基に開発したDXツールを「BPaaS(=Business Process as a Service)」というソリューションとして同業他社のパートナーに対して提供する事業により青果卸業の課題だった手作業や人手不足を解決。また、青果流通業界全体の生産性向上に貢献している。
アグリビジネス投資育成は、2002年に設立され、「国内農林漁業及び食品産業の持続的な発展」を目的として、農林漁業法人、国内外の「食のバリューチェーン」に関わる企業に対し、地域活性化や新しいビジネスの創出、新たなバリューチェーンの構築・改善等への取り組みを支援している。
持続可能な食のバリューチェーンの構築、農林漁業生産者の所得向上において、農産物の流通合理化は重要なテーマの一つで、ベジクルの取組みがその課題解決に資すると評価し、出資を決めた。
出資後は、株主である日本政策金融公庫、農林中央金庫をはじめとした系統組織等のネットワークを活用しながら、ベジクルが手がける事業をサポートし、国内農林漁業及び食品産業の持続的な発展に向けて取り組む。
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