再生PETボトルの対象拡大 市販用ドレッシング類180mlサイズ全25品に採用 キユーピー2024年7月8日
キユーピーは、180mlサイズの市販用ドレッシング類全25品について、再生PET樹脂を30%含むボトルを採用し、7月上旬の製造分から順次切り替える。これにより、年間で新たなプラスチック使用量を約430トン削減、CO2排出量を約380トン削減できる見込み。
対象商品の一部
近年、飲料では再生PET樹脂を使用した再生PETボトルの利用が広がっている。キユーピーは、飲料に比べて油や酢など幅広い原材料を含む調味料でも安全に再生PETボトルを使用するため、食品4社での共同研究や、独自の検証を重ねてきた。2021年6月にはテイスティドレッシングシリーズで再生PET30%ボトルを採用し、2023年8月にはテイスティドレッシングと機能性表示食品ドレッシングの全品に再生PET100%ボトルの採用を実現した。
パッケージに付与する独自ecoマーク
今回は対象商品を拡大し、市販用ドレッシング類の主力サイズである180mlの全25品に再生PET30%ボトルを採用。ボトルの切り替え後から、順次パッケージに独自のecoマークを付与し、環境に配慮した容器であることを分かりやすく訴求する。
同社は、サステナビリティ目標に「2030年度にプラスチック排出量削減率30%以上(2018年度比)」を掲げている。今回、ドレッシングの主力である180mlサイズへの再生PET30%ボトルの採用は、その達成に向けた大きな前進として、展開。将来的には油を使用した商品のPETボトルが資源循環できる社会を目指し、今年5月には日清オイリオグループと企業の枠を越えた協働も開始した。
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