能登地震復興支援 七尾市と能登町へ職員70人以上を派遣 パルシステム2024年7月8日
パルシステムグループは石川県七尾市と能登町で、復興支援活動を開始。活動は当面、のべ職員70人以上を派遣し、七尾市では被災家屋の片付けサポートなど、能登町では農地の復旧作業を実施する。
不用品を搬出
支援は、地震発生直後に呼びかけた「能登半島地震緊急支援募金」の贈呈先で、復興支援団体の「被災地NGO協働センター」と、産直産地「JAのと」の2団体へ派遣する。
七尾市では、被災地NGO協働センターへ協力し6月26日から活動を開始。被災家屋で家財の仕分けや片付け、運び出しのほか、サロン活動や地域行事などを手伝う。支援は9月まで実施し、45人程度の派遣を予定している。
草刈り機で雑草を刈り取り
第1次派遣では、被災家屋の片付け、運び出しと、損壊した壁や畳の撤去作業を手伝った。作業の合間には、依頼者から現状や悩みを聞き取り「ひとり暮らしなので片付けに手がつけられませんでした」「これからの生活を考えると、どうしていいか不安」などの声が聞かれた。
能登町では、JAのとへ協力し6月28日から、棚田での電気柵設置や草刈り作業などを実施。JAのとの地域内の棚田の一部では、地震で崩落などの被害を受けており、作業は米生産の継続につながる。派遣は7月までに25人程度を予定。
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