農業用ハウスへの初期投資ゼロ「営農型太陽光発電」開始 京セラコミュニケーションシステム2024年7月10日
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、営農者向けに農業用ハウスへの初期投資ゼロ、月額設備利用料のみで始められる「営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」の提供を開始。第一弾として、岡山県玉野市で農業用ハウス一体型の太陽光発電所を建設し、7月下旬から運転を予定している。
岡山県玉野市の営農型太陽光発電設備(1基)のイメージ
新たに開始する営農型太陽光発電は、同社が農地に農業用ハウス一体型の太陽光発電所を建設し、建設費用を負担することで、営農者は高額な農業用ハウスへの初期投資がゼロとなり、月額設備利用料のみの支払いで農業を始められる。発電した電力は、KCCSが再生可能エネルギーを必要とする企業へ供給し、営農者は農業用ハウス内で営農を行うことで、農地の有効活用が図ることができる。
「営農型太陽光発電」概要
岡山県玉野市の営農型太陽光発電所は、太陽光発電システムの施工販売や農業などを行うネクストイノベーション株式会社と協業し、KCCSがビニールハウス一体型の太陽光発電設備を計14基設置。ネクストイノベーションが就農者の募集や育成などを行う。
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