冷凍物流の新施設「パルシステムつくばみらいセンター」開所式を開催2024年7月25日
パルシステム連合会は7月23日、茨城県つくばみらい市で「パルシステムつくばみらいセンター」の開所式を開催。パルシステムグループの冷凍温度帯専用施設としては2か所目で、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の東部エリアをカバーする。
つくばみらいセンター外観
つくばみらいセンターは、冷凍管理される商品群を対象に、利用組合員から注文を受けた商品を個人別に仕分ける物流拠点。同様の施設としては、南大沢センター(東京都八王子市)に続く2件目となる。今後は9月から段階的に稼働を始め、11月中には本格稼働する予定。
冷凍食品をめぐってはコロナ禍以降、生活スタイルの変化にともない、需要が高まっている。新センターは、こうした注文増への対応とあわせ、大規模災害発生時のリスク分散などを目的に開設された。
開所式で行われた鏡開き
同施設は、福島、茨城、栃木、千葉各県に届ける冷凍商品を利用者別に仕分け、太陽光発電設備の設置や全館LED照明など環境配慮設備を導入。また、一部敷地を歩道として開放するほか、内装の一部に東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の間伐材を使った。
開所式には、パルシステムグループや施工関係者、茨城県やつくばみらい市など地元行政の担当者などが出席し、パルシステム生活協同組合連合会の大信政一理事長は「大きな事故なく完成したことに心から感謝します。今後は近隣地域のみなさんにも喜んでもらえる運用を心がけます」とあいさつした。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日