岩手県発行 グリーン ブルーボンドに投資 雨風太陽2024年7月26日
株式会社雨風太陽は、岩手県が発行する「グリーン/ブルーボンド」(銘柄:岩手県令和6年度第1回公募公債(グリーン/ブルーボンド・5年)、への投資を実施した。
「グリーン/ブルーボンド」は、環境改善効果を有する「グリーン適格プロジェクト」、また「グリーン適格プロジェクト」のうち特に海洋資源・生態系の保護等に資する「ブルー適格プロジェクト」に充当先を限定した資金調達のために発行される債券。同社は同債券への投資により、岩手県内でGX(グリーントランスフォーメーション)を推進し、地域経済と環境に好循環をもたらす持続可能な新しい成長を目指す。また、東日本大震災津波で被災した三陸海岸における海洋と沿岸の保全強化等に資する事業への支援を行う。
同社が運営する産直EC「ポケットマルシェ」には、日本にある市町村の85.2%をカバーする、全国約8300人超の生産者ネットワークがあり、同社の事業運営の基盤となっているため、地方と生産者の持続可能性は、最重要なポイント。一方、地方の生産現場は、気候変動や自然災害、世界情勢の変化の影響を受け、深刻な環境の変化に直面している。
同社ではこれまで、自然災害や環境の変化などが原因で生産活動に影響を受けた生産者と、応援したい消費者のマッチングを促進するため、2022年7月から生産者支援金を設立。2023年6月には、企業や個人からの支援を気候変動や自然災害、社会情勢の変化など有事の際に支援金として活用する「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始した。また、1月に発生した能登半島地震では、全国の生産者からの食材を提供し、現地での食事提供をサポートする「ポケマル炊き出しプロジェクト」のほか、石川県食材の送料無料施策などを実施している。
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