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センコーGHDと合弁会社「ジャパンフルーツロジスティカ」設立 日本農業2024年8月7日

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株式会社日本農業は、センコーグループホールディングス株式会社(センコーGHD)と、5月1日に合弁会社「株式会社ジャパンフルーツロジスティカ」(JFL)を設立。栃木県宇都宮市板戸町の遊休農地を活用し、シャインマスカットの生産・販売事業を拡大する。

ぶどうの根域制限栽培の様子(ジャパンフルーツが運営するぶどう園地)

ぶどうの根域制限栽培の様子(ジャパンフルーツが運営するぶどう園地)

セぶどうの根域制限栽培の様子(ジャパンフルーツが運営するぶどう園地)ンコーGHDと日本農業は、栃木県宇都宮市板戸町の遊休農地を含む約2反歩の土地を活用し、国内・海外市場において堅調な売上成長を続けているシャインマスカットの生産・販売を行うJFLを設立した。JFLは、根域制限栽培によるシャインマスカットの生産事業を実施。生産開始から3年目の反収2トンを目標に、生産面積拡大の計画も立てている。収穫したシャインマスカットは、センコーGHDの流通および日本農業の販路を通じて、国内外で販売する。

日本国内のぶどうの栽培面積は減少傾向にあるなか、高品質な日本産ぶどうの輸出量は増えていることから、国内外のシャインマスカットの需要に応えられる産地形成に取り組む。

同事業のパートナーであるセンコーGHDは、センコーグループの物流事業会社が国内配送および海外輸出業務を担当。ビジネスサポートする事業会社が請求書発行などBPO業務などトータルでサービスを提供できる強みを発揮し、JFLの事業拡大と、センコーグループの事業領域拡大につなげる。また、センコーGHDは、日本農業の取り組みに賛同し、2022年に出資している。

日本農業は、2016年の設立より日本産りんごのタイや香港、台湾などアジアを中心とした輸出を手がけ、青森県でのりんごの生産や、ニーズや基準の異なる国内外の出荷に対応できるよう選果・梱包の機能を持ち、川上から川下まで展開している。また、さつまいも(静岡県)やぶどう(栃木県)、キウイ(香川県・群馬県)、いちご(山梨県)、なし(茨城県)、もも(茨城県)と他の品目や産地へと拡張。これまで培ってきた生産・販売・輸出の経験や知見、ノウハウを生かし、"儲かる農業"への転換を図る。

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