木田屋商店のアグリ事業を買収 農作物栽培・販売子会社「ツバキベジムーブ」設立 椿本チエイン2024年8月21日
椿本チエイン(大阪市北区)は、アグリ事業拡大のため、100%出資の新設子会社「株式会社ツバキベジムーブ」を通じて、木田屋商店(千葉県浦安市)のアグリ事業を買収。ツバキベジムーブは9月19日から事業を開始した。
事業譲受した静岡県の富士工場(生産能力1.6トン/日)
椿本チエインは、長期ビジョンに掲げる「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」の3つの社会課題の解決につながる「次世代ビジネスの創出」に注力している。
その一つであるアグリビジネスでは、植物工場向け自動化システムを開発、製造・販売。現在、人工光型植物工場の次世代モデル「福井美浜工場」を建設中で2025年7月の竣工を予定している。
同工場では、協業パートナーである木田屋商店の支援のもと、葉物野菜類の栽培・販売を予定していたが、新設子会社のツバキベジムーブを通じて、木田屋商店のアグリ事業を買収。
ツバキベジムーブは、同社の3工場(福井/小浜2工場、静岡/富士1工場)、従業員などを譲受し、9月19日から事業を開始した。
木田屋商店アグリ事業の植物工場業界トップクラスの栽培ノウハウと販売実績と、同社アグリビジネスの自動化システム技術、開発機能を組み合わせるで、アグリ事業の拡大と持続可能な農業の実現をめざす。
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