北海道短角牛「一頭買い」申込み受付を開始 コープ自然派事業連合2024年8月22日
生活協同組合連合会コープ自然派事業連合(兵庫県神戸市)は、各生協で、北海道短角牛「一頭買い」の第11期の新規利用登録申し込みを受け付けている。
北海道短角牛一頭買い牛肉セット
この取り組みは、利用登録により、希少な有機JAS認証を取得したオーガニックビーフを含む北海道短角牛を一頭丸ごと買い支え、牛一頭分の部位が半年かけて届く利用方法。
利用登録により、毎月違う牛肉セットが1回届く。
一頭の牛からとれるお肉は、非常に少ない量しかとれない部位もあれば、比較的量の多い「モモ」など様々だが、それらをバランスよくセットにすることで、一頭丸ごとムダなく利用可能。また、一頭丸ごとの利用登録により、生産者は安心して生産できる。
北海道短角牛は、日本4大和牛のひとつ「日本短角種」で、脂肪分が多く霜降りの黒毛和牛に対し、低脂肪で滋味のある肉質が特徴。
コープ自然派が扱うの短角牛は、北海道の十勝地方東北部に位置する「北十勝ファーム」のもの。
同ファームでは、天然湧水の利用や敷料の循環・炭埋により有用菌バランスを整えることで臭みの少ない牛肉を生産している。
放牧は農場内で行われ、青草の生える夏は山で、雪が大地を覆う冬は里で飼う夏山冬里方式。
母牛・仔牛ともに春から晩秋まで草地や林に放牧され仔牛の成長と自然交配による繁殖を行い、冬季は牛舎で飼育されている。
飼料は、農場に自生する牧草を中心に、地域連携(耕畜連携)による地域飼料(デントコーン)と町内産小麦・十勝産ビートパルプを使用。
北海道十勝産飼料が80%以上を占める。
北十勝ファームでは、2023年から有機JAS認証の牛肉の販売を開始。有機的管理がなされた親から産まれた仔牛が認証の対象となるため、とても時間がかかる取組で、生産頭数は少なく、希少な原料となる。
北海道短角牛「一頭買い」ではセットの一部として有機JAS認証を取得した北海道短角牛を届ける。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日