仙台市と連携協定 東北の農産品・特産品をパンのチカラで発信 フジパン2024年10月3日
フジパンは9月26日、宮城県仙台市と、東北の地域経済発展に寄与することを目的に連携協定を締結。東北の農産品や特産品を使った新商品を10月から毎月発売し、東北の魅力を発信する。
仙台市役所で行われた連携協定の締結式に臨んだ仙台市の髙橋新悦副市長（左）と
フジパン取締役関東事業部長の今村徹氏
フジパンは、東北エリアの拠点として2011年3月に東北フジパン仙台工場（宮城県岩沼市空港南）を設立直後に東日本大震災に被災。地域とともに復興を進め、現在は東北エリアにおける製造・物流の拠点として13年を迎えた。
また、仙台市東北連携推進室が、東北の広域観光のさらなる推進を目的として、2023年11月に始動した「moreTOHOKU」プロジェクトとも連携。商品パッケージにはロゴ等を掲載し、ウェブサイトでは産地周辺の情報と連携して東北の魅力をPRする。
「黒コッペ東北産小麦」
連携協定に基づく10月発売の新商品は、国産小麦粉「けっぱれ！東北」を20%、東北産小麦6％使用（いずれも小麦に占める割合）使用した「黒コッペ東北産小麦」で東北6県のみで販売。このほか、10月限定商品の「宮城県産いちご使用のジャムとマーガリン」、「クロワッサンサンド蔵王牛乳使用のミルクホイップ」と宮城県産大豆のきなこを使った「もっちーり黒糖＆きなこ」の3商品を東日本エリア（北海道除く）で販売する。
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