北海道・東川町へ4000万円の企業版ふるさと納税 コープさっぽろ2024年10月4日
生活協同組合コープさっぽろは10月2日、写真文化首都「写真の町」の北海道上川郡東川町に、4000万円の企業版ふるさと納税を行い、コープさっぽろ本部で贈呈式を実施した。
贈呈式には、東川町の菊地伸町長とコープさっぽろの大見英明理事長が出席。コープさっぽろからは目録を、東川町からは感謝状が贈られた(写真)。
今回の寄付は、東川町との連携を深め、地域活性化に向けた取り組みの一環として実現。2025年に東川町が整備する農業体験交流施設を活用した都市消費者との交流などの農業振興事業への活用が予定されている。
今年開拓130年を迎えた東川町は、長年にわたりコープさっぽろと関係が深く、双方の出資により大雪水資源保全センターを実現した。今回の企業版ふるさと納税を受け、東川町の菊地町長は「水と米の町として東川町がブランド化され、コープさっぽろで水や米を販売されていることが東川町の農業や生活に大きく貢献している。さらなる消費者との交流を強化するため、2025年に農業交流体験施設を建設し、農村と都市の住民の交流を進めていきたい」と話した。
また、コープさっぽろと東川町は、JA東川を中心に米の産直地として米の産直事業を継続的に行っている。また、2011年の東日本大震災以降、コープさっぽろは水資源の確保のため、東川町の協力で大雪水資源保全センターを建設した。
コープさっぽろの大見理事長は「東川町とは組合員さんの産直交流事業を行っている。その産直交流施設を新たに建設するという話があり、推進のために今回4000万円を寄付させていただいた。その施設を200万人の組合員さんと米の主産地である東川町との交流の場として活用していただきたい」と伝えた。
重要な記事
最新の記事
-
多収米の契約栽培で供給増へ 主食用米全体の安定供給にも寄与 JA全農2025年3月6日
-
貯金保険機構の保険料引き下げへ 有識者検討会に案を提示2025年3月6日
-
春の大玉スイカ出荷本格化 JA鹿本2025年3月6日
-
日本海側中心の大雪被害に早期の支払い JA共済連2025年3月6日
-
ニデック京都タワーに「北山杉」の木製品を寄贈 京都府森林組合連合会と農林中金大阪支店2025年3月6日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月6日
-
次世代の環境配慮型施設園芸の確立へ Carbon Xtract、九州電力、双日九州と実証事業開始 農研機構2025年3月6日
-
バイオスティミュラント新製品「ヒートインパクト」発売決定 ファイトクローム2025年3月6日
-
鳥インフル 米ワイオミング州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月6日
-
食用油の紙パックのリサイクルシステム構築 資源ごみとして静岡県裾野市で行政回収開始2025年3月6日
-
食品産業の複合展「FOOD展2025」10月開催 出展申込受付中2025年3月6日
-
果樹の新しい有機リン系殺虫剤「ダイアジノンMC」普及性試験を開始 日本化薬2025年3月6日
-
「オーガニック天平マルシェ」奈良・天平広場で開催 コープ自然派奈良2025年3月6日
-
野菜の機能性・健康効果に特化『野菜健康指導士』資格事業開始2025年3月6日
-
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」新機能リリース シンクロ・フード2025年3月6日
-
農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日
-
農業に特化した就転職オンラインイベント「就農会議」参加者募集 あぐりーん2025年3月6日
-
乳酸菌発酵の力で肉を変える「乳酸菌発酵液」食肉事業者へ販売開始 明治2025年3月6日
-
日本生協連「くらしと生協」春アイテム「sweetweb.jp」で華やかに登場2025年3月6日
-
体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」7日から営業2025年3月6日