九州有数規模の国産飼料センター 10日に稼働開始 グリーンコープ共同体2024年10月10日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体は10月10日、グリーンコープTMRセンター(大分県日田市)を稼働開始。「日本一の高品質で安い、びん牛乳」のため、生産者組合との「新しい産直」を目指す。
10日に稼働開始した「グリーンコープTMRセンター」
グリーンコープTMRセンターは「日本一の高品質で安い、びん牛乳」実現のために開設される、年間1万5000トン規模の国産飼料をつくるTMRセンター。国際情勢や為替に影響されず、将来にわたって安心・安全・高品質な牛乳を安定供給するには、国産の飼料で牛乳を安定供給できる一貫体制の構築が不可欠となる。
グリーンコープは下郷農業協同組合、耶馬溪酪農組合と3者共同で「1000頭の乳牛と酪農場、年間8000トンの生乳、年間700万本の牛乳、年間2万2000トンの堆肥、195ヘクタールの農地」の規模で、国産飼料の製造から乳牛の飼育から牛乳の製造まで一貫して行える体制を構築する。
具体的には「1000頭規模の酪農場」「年間15000トン規模の国産飼料をつくるためのTMRセンター」「年間700万本のびん牛乳工場」を建設。その第一弾となる取り組みとして、今回の「グリーンコープTMRセンター」の稼働が始まる。
それぞれの経営は3者共同で出資、設立した会社が担う。生産者が酪農場とびん牛乳工場、TMRセンターに出資し、経営にまで携わるのは珍しい事例で、生産と流通が一体となって経営まで担う「新しい産直」を目指している。
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】石破農水大臣による画期的な2009農政改革案~米国型の不足払い制度の導入2024年10月10日
-
米国で乳牛に鳥インフルエンザ 14州281農場に拡大2024年10月10日
-
ガザ地区 農地7割が被害 飢餓リスクさらに FAOなど衛星分析2024年10月10日
-
JA香川県の「POWER EGG」導入事例を公開 ディサークル2024年10月10日
-
毎月10日は「魚の日」JAタウンで「魚の日限定セール」開催 JA全農2024年10月10日
-
農業×脱炭素をテーマにオンラインセミナー開催 アグリフューチャージャパン2024年10月10日
-
生活クラブのケチャップができるまで ASMR動画『びんには理由がある編』公開2024年10月10日
-
京都市×ミツカン 京都の野菜を無駄なくおいしく「もったい鍋」レシピ紹介2024年10月10日
-
丸山製作所 経済産業省の「DX認定事業者」に認定2024年10月10日
-
茨城の旬を届ける「いばキュン!マルシェ」ららぽーと豊洲で開催2024年10月10日
-
JA長野中央会と業務提携 農業における人手不足解消へ タイミー2024年10月10日
-
25店舗のパティシエによる「梨まつり」限定ケーキが登場 カフェコムサ2024年10月10日
-
10月20日は「リサイクルの日」リユースを通じた持続可能な農業を提唱 農機具王2024年10月10日
-
「国産チキンまつり2024」地鶏肉セットプレゼントキャンペーン開催 日本食鳥協会2024年10月10日
-
九州有数規模の国産飼料センター 10日に稼働開始 グリーンコープ共同体2024年10月10日
-
【鼎談 地域の農業と医療に新境地を拓く協同の力】JA佐久浅間と佐久総合病院の新たな挑戦(2)【第30回JA全国大会特集】2024年10月9日
-
【鼎談 地域の農業と医療に新境地を拓く協同の力】JA佐久浅間と佐久総合病院の新たな挑戦(3)【第30回JA全国大会特集】2024年10月9日
-
全中・東京中央会「1day仕事体験」 学生たち、農家に弾む質問2024年10月9日
-
出荷・検品作業 スマホやWebで簡単に (株)AUDER【JAアクセラレーターがめざすもの】2024年10月9日
-
【クローズアップ】酪肉近策定に向け畜産部会、農水省が酪農で11論点 現行生乳目標780万トン扱い焦点2024年10月9日