JA長野中央会と業務提携 農業における人手不足解消へ タイミー2024年10月10日
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーとJA長野中央会は10月9日、業務提携契約の締結を発表。りんごの選果場などでスポットワークを活用し、長野県の農業における人手不足解消を目指す。
同提携では、まず秋に収穫のピークを迎えるりんごの選果場等で「タイミー」を活用し、JA共選所・集出荷場等の人手を確保する。また、JA長野中央会が窓口となり、組合員の農家に対して「タイミー」を紹介することで各農家の労働力不足解消を目指す。両者がで各農家をサポートすることで、「タイミー」を利用しやすい体制を構築する。
農業従事者が減る中、近年は農業分野で「タイミー」を活用する事例が増えており、7月に「タイミー」で掲載されている募集人数は前年同月比約3倍となった。主に「収穫」や「選別」、「出荷」などの作業で活用されており、農業法人によっては、「タイミー」を利用したことによって生産性が上がり、農作物の出荷量が3倍になった事例も生まれている。
タイミーは、農業分野が抱える人手不足などの課題解決に貢献するため、農業の専門チームを組成し、農家向けのサービス説明会やマニュアルを整備。これまでにJA全農ぐんま、JA静岡経済連、JA全農いわてと連携し、農業におけるスポットワーク活用の普及に取り組んでいる。さらに、2022年12月には長野県に北信越支社を開設し、地域の事業者やワーカーをサポートしてきた。
これまで「タイミー」が培ってきた知見やノウハウを活かしてJA長野中央会と連携することで、長野県の農業分野における人手不足解消や、将来的な就農人口の増加にもつなげる。
重要な記事
最新の記事
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日
-
サカタのタネの春キャベツ「金系201号」発売60周年 JA全農かながわがPRイベント開催2025年1月31日
-
数量増、金額増 緑地・ゴルフ場向け農薬出荷実績 2024農薬年度2025年1月31日
-
北海道と熊本県内に無料RTKサービスの提供開始 HOSAC2025年1月31日