スクールランチの新たなバリューチェーンを創出 PECOFREEへ出資 アグリビジネス投資育成2024年10月28日
アグリビジネス投資育成株式会社は10月28日、『「食」を通じてあらゆる人がつながり、幸せな世界を創出する』ことを理念に掲げ、スクールランチの新たなバリューチェーンの創出に取り組む株式会社PECOFREEに出資したことを発表した。
PECOFREEは、代表の川浪達雄氏が前職の給食会社で工場長兼取締役を務める中で、学校の食事に関する課題を発見し、その解決を目指して設立した。
国内の全日制高校では、給食を提供している学校は少なく、共働き世帯の増加などもあり、多くの高校生や保護者が昼食事情に悩んでいることから、同社は、学校と給食会社をマッチングするプラットフォーマーとなり、アプリ上で簡単にお弁当を購入できるソリューションを開発・提供。栄養に配慮した美味しい食事の提供、保護者の負担軽減などスクールランチにおける課題解決と、地場産品の利用による地域活性化にも貢献している。
アグリビジネス投資育成は、PECOFREEの取り組みが、スクールランチに関する生徒・保護者・学校の課題の解決や、給食会社にとっての新たな市場の創出に資するものと評価し、出資を決めた。今後、株主の日本政策金融公庫、農林中央金庫など系統組織等のネットワークを活用しながら、PECOFREEが手掛けるスクールランチの新たなバリューチェーンの創出をサポートし、国内農林漁業と食品産業の持続的な発展に取り組む。
アグリビジネス投資育成は2002年に設立され、「国内農林漁業及び食品産業の持続的な発展」を目的として、漁業林業法人、国内外の「食のバリューチェーン」に関わる企業に地域活性化やビジネスの創出、新たなバリューチェーンの構築・改善等に取り組む事業者を支援している。
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日