外食市場調査9月度 市場規模は2879億円で2か月連続の回復2024年11月1日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象に2024年9月度の「外食市場調査」を実施。外食市場規模は2879億円で2019年(コロナ禍前比)は90.9%となり、2か月連続して回復した。
9月の外食市場規模は、3圏域合計2879億円で、前年同月比は+89億円。市場規模の2019年同月比(コロナ禍前比)は90.9%で、前月の同86.9%を上回った。2019年比の改善は2か月連続。
外食実施率は2019年比-6.6ポイント%(前月同-7.6ポイント)、外食頻度は19年比90.0%(前月同87.9%)。また、外食単価は2019年比115.1%(前月同114.3%)と主要指標の2019年比がすべて前月を上回り、市場規模の回復につながった。
市場規模の食事主体業態・計は2019年比97.3%(前月同93.1%)、飲酒主体業態・計は同78.0%(同74.9%)、軽食主体業態・計は同98.8%(同89.2%)と、いずれのカテゴリーも2019年比は前月より改善した。
主要16業態では、12業態で市場規模が前年を上回り、2019年比では「ファストフード」(121.4%)、「アジアン料理店」(112.3%)、「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」(106.6%)など、6業態がコロナ禍前を上回る市場規模となった。
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