宅配インフラ活用 家に居ながらフードドライブに協力 パルシステム千葉2024年11月5日
生活協同組合パルシステム千葉は11月4日~22日、生活困窮世帯への食品提供を利用者に呼びかけるフードドライブを実施。宅配商品の配達時に家庭の在庫食品を託すほか、寄贈セットの注文で在庫がなくても協力できる。
フードドライブでは、パルシステム千葉が毎週12万世帯を訪問する物流インフラを活用し、配達と同時に家庭で利用する予定のない食品を回収。集められた食品は、賞味期限を確認し品目別に仕分けた後にフードバンク団体などに寄贈される。
手元に提供する食品がない利用者は、宅配商品を約500円と300円相当の金額で組み合わせた「買って応援!まごころセット」の注文でフードドライブに参加でき、注文には利用金額に応じて付与されるポイントの利用も可能。寄贈された食品は、連携する県内のフードバンクを通じて、生活困窮世帯や子ども食堂に提供される。
パルシステム千葉は2016年度から、宅配インフラを活用したフードドライブを実施。今年度6月の呼び掛けでは1013.4kgの食品提供があった。
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