「子どもの貧困」解消へ 支援活動の応援助成募集開始 日本生協連2024年11月6日
日本生活協同組合連合会は11月5日、2024年度「子どもの貧困」支援活動への応援助成対象団体への募集を開始。「子どもの貧困」解消に向けた取り組みに総額700万円を助成する。
急速な物価高騰に賃金の上昇ペースが追つかない状況は、子育て世帯を直撃するとともに、「子どもの貧困」問題への支援に取り組む団体の活動にも影響を与えている。また、子どもの貧困は、経済的な問題だけでなく、虐待や孤立などに及ぶ課題も指摘されており、地域全体で子ども・若者を見守り、支援する体制の強化が求められている。
日本生協連では、2018年度から「子どもの未来アクション」を開始。地域で子どもの貧困支援に取り組む人材の養成などに取り組んできた。「子どもの貧困」支援活動への応援助成は、同アクションと日本生協連の通販事業「くらしと生協」が連携し、2020年度から始まり、今年度で5年目。「経済的な問題だけでなく、虐待・孤立などの家庭的な問題、関係性や機会の貧困など様々な困難に苦しむ子どもたちを地域で支える活動」を助成の対象としている。
助成金は、「子どもの未来アクション」の主旨に賛同し、この取り組みを行うために登録した個人(「子どもの未来アンバサダー」)が対象。募集期間中に新たに登録した人も応募できる。
「くらしと生協」カタログの「すくすく応援団&Baby」の冬号と厳冬号の売上の一部と、日本コープ共済生活協同組合連合会の寄付金企画の協賛をもとに、総額700万円の助成を予定。
◎「子どもの貧困」支援活動への応援助成応募概要
助成のテーマ:「経済的な問題だけでなく、虐待・孤立などの家庭的な問題、関係性や機会の貧困など様々な困難に苦しむ子どもたち(学生含む)を地域で支える活動」
応募受付期間:11月5日~12月5日応募フォーム必着
助成対象期間:2025年4月1日~2026年3月31日
応募方法:指定のフォームに必要書類を添付し、期日までに送信。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日