2024年7~9月期 豆乳類全体の生産量 前年比103.8%で増加傾向 日本豆乳協会2024年11月6日
日本豆乳協会は11月5日、2024年7~9月期における豆乳市場の動向について検証。豆乳類全体の生産量は10万8857klの前年同期比103.8%と増加した。
豆乳類を分類別に見ると、「豆乳(無調整)」の生産量は3万6331kl(109.2%)と引き続き増加し、「調製豆乳」は、5万666kl(101%)とほぼ前年同様。「果汁入り豆乳飲料」は、4776kl(112.4%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は、1万3599kl(100.9%)と、全体としても増加し市場が拡大している。出荷量においても生産量と同様の結果を示した。なお、主に業務用を用途とする「その他」のカテゴリーにおいては、3485kl(94.7%)となった。
この結果について同協会は、あらゆる食材、飲料の値上げが進む中、豆乳市場が増加している要因として、「健康志向の生活者が、無調整豆乳をはじめとする豆乳を摂取し続けていること」と「近年、社会的に、プラントベース飲料に対する興味・関心が高くなっていること」などを挙げている。
また、生活者が、豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しとなり、今期は、特に「豆乳(無調整)」の愛飲者のリピート購入が増加。「豆乳(無調整)」は、ECサイトでの箱買いをはじめ、スーパーでの1リットルパックの購入、テレワークの減少に伴うコンビニでの購入者も増加した。このほか、ソイラテやシチューなど、日常的に使われる機会が増えたことも一因になったと考えられる。
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