がんからもらった「贈り物」堀ちえみオンライントークイベント開催 パルシステム共済連2024年11月7日
パルシステム共済生活協同組合連合会は11月16日、がん治療を経験した歌手の堀ちえみさんとNPO法人がんノート代表理事の岸田徹さんによるオンライントークイベントを開催。がんを経験したからこそ心に受けとった「贈り物」を伝える。
司会を務める岸田徹さん
同イベントは、希少がんである「胚細胞腫瘍」の経過観察中の岸田さんが司会を務め、2019年にステージⅣの舌がんと左リンパ節への転移が見つかった堀さんが登壇する。
堀さんは、舌の6割超を切除した手術の直後、話し、食べ、歌うことへの絶望を抱いたという。イベントでは、歌手としての復帰を志し、医療従事者や家族の支えを受けてリハビリに向き合うまでの心の変化などを伝える。
認知度の低い口腔がんは、日本での検診受診率は2%と非常に低く、早期の発見と治療が困難な状況もある。堀さんも長引く口内炎に悩まされ、医療機関に相談していましたが、ステージⅣになるまで舌がんであることが分からなかった。
トークイベントに登壇する堀ちえみさん
堀さんは自身の経験から、検診による早期発見・治療の大切さを各地の講演会などで伝える活動しており、今回の登壇は堀さんが、パルシステムグループの「がんに関する啓発アクション」の趣旨に共感し、実現した。
日本人の2人に1人が、生涯のうちで何らかのがんに罹患すると言われるなか、早期発見の検診啓発や治療選択の知識、患者の暮らし支援の周知がますます重要になっている。
パルシステムグループは、がん全般の正しい知識を広めるため、「がんに関する啓発アクション」に取り組み、「もしも」に備える保障の案内のほか、「がんと食事」をテーマとする学習会や利用者向け広報など、がんへの罹患を自分ごととして捉えるきっかけづくりをしている。
◎がんに関する啓発アクション「舌がんステージ4から希望のステージへ」開催概要
日時:11月16日14時~15時45分 ※配信後、2025年3月末まで視聴可能
参加費:無料
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日