馬上丈司社長が財界「経営者賞」受賞 千葉エコ・エネルギー2024年11月13日
営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に取り組む千葉エコ・エネルギーの馬上丈司社長が総合ビジネス誌『財界』が主催する、令和6年度財界賞・経営者賞で「経営者賞(第67回)」を受賞した。
千葉エコ・エネルギーの馬上丈司社長
財界賞・経営者賞は、「百万人行かずとも我行かん」「この日本国を蘇生させる」というスピリッツを持つ財界人、産業人を独自の視点で表彰している。
千葉エコ・エネルギーは、千葉大学発ベンチャーとして、1つの農地で農作物の栽培と発電を同時に行う「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」という手法を実践。農作物の販売と売電による2つの収入を得る新たなビジネスモデルを構築している。「経営者賞」受賞にあたっては、全国各地でソーラーシェアリングの事業化支援も行うなど、エネルギー確保や農業振興が日本の課題となる中、自然エネルギーによる地域活性化に取り組む姿勢が評価された。
受賞した馬上社長は「当社は、創業当時に大学の特任講師であった私と3人の大学生で始まった小さなベンチャー企業だが、太陽光発電や風力発電を始めとする多様な再生可能エネルギーの普及に取り組む中で志を同じくする多くの方々に支えられ、農業とエネルギーの分野では国内外で事業を展開するまでに至った。今回の受賞を受け、私たちが目指す食とエネルギーが充足された豊かな社会を実現するべく、より一層の研鑽を重ねて参ります」とコメントしている。
◎令和6年度 財界「財界賞」「経営賞」受賞者
<財界賞>
小林健氏(日本商工会議所会頭)
<財界賞特別賞>
深澤祐二氏(JR東日本会長)
<経営者賞>
廣田康人氏(アシックス会長CEO)
鳥取三津子氏(日本航空社長)
奈良暢明氏(東京製鐵社長)
佐々木茂喜氏(オタフクホールディングス会長)
馬上丈司氏(千葉エコ・エネルギー代表取締役)
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