日本唯一 お茶の総合博覧会「世界お茶まつり2025」開催 静岡県2024年11月13日
お茶どころ静岡で3年に一度開催のお茶の総合博覧会「世界お茶まつり2025」が2025年に開催。今回は、”光輝燦然! #私のO-CHA和ワールド”をテーマに、「春の祭典」と「秋の祭典」の二つのイベントで、年間を通じて日本茶の魅力を伝える。
日本の代表的なお茶どころである静岡県では、お茶といえば緑茶であり、まさに生活の一部。その日本茶が、お茶農家の担い手の減少や社会情勢の変化で生産量は年々減少し、静岡県も厳しい競争にさらされている。一方、消費者の健康志向を受け、海外の日本茶の人気は高まり、欧米を中心に輸出は伸びている。
こうした状況の中、第9回世界お茶まつり実行委員会は10月7日、9回目を迎える「世界お茶まつり2025」の第3回実行委員会を開き、実施計画を発表した。テーマの"光輝燦然!#私のO-CHA和ワールド"は、参加者各人が魅力を感じるお茶の世界「私のO-CHA和ールド」を探求するもので、燦然と輝く「私のO-CHA」の世界観を「#(ハッシュタグ)」により発信。世界観を共有、共感した人たちのお茶の輪を広げる。
「春の祭典」は2025年4月19日、ふじのくに茶の都ミュージアム(静岡県島田市)で開幕式が行われ、同5月21日までの33日間、静岡県全域及び首都圏、関西圏で繰り広げられる。「新茶フェア」と銘打ち、県内の約200のお茶関連施設、茶販売店、飲食店、宿泊施設などで、新茶や茶葉を使ったスイーツや料理を堪能。また、自分好みのお茶を選び上質な空間で飲む体験や、お茶摘みや手揉み茶づくり体験など茶産地ならではの特別な体験ができる。
「秋の祭典」は、2025年10月23日~26日の4日間、静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」で開催。静岡、日本、世界各地のお茶の試飲、購入できる「ワールドO-CHAマーケット」、こだわりの銘茶の飲み比べと来場者の投票により一番人気のお茶を決めるテイスティングフェスティバルが行われる。このほか、お茶の最先端の研究内容に触れられるビジネスフォーラムの開催やプロジェクト展示など、盛りだくさんの内容。
また、「世界お茶まつり2025」の開催に先立ち、プレイベントとして10月中旬から「静岡茶の絶景フォトコンテスト」を開催中。特別審査員は、「死ぬまでに生きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんが務める。投稿作品の一部は、大阪・関西万博の静岡県出展ブースや秋の祭典の広報・展示に使われる。
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