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新たなフードバンクシステム「おふくわけ」第2弾開始 生活クラブ生協2024年11月18日

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生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は11月18日、組合員が注文した食品を地域で連携しているフードバンク団体等を通じて、食の支援を必要としている方に届く新しいフードバンクのシステム「おふくわけ」の第2弾を開始する。

新たなフードバンクシステム「おふくわけ」第2弾開始 生活クラブ生協_2.jpg

「おふくわけ」は、6月から8つの地域の生活クラブで実験的に始まった取り組み。組合員がほかの品物と同じように生活クラブへ注文すると、各地域で連携しているフードバンク団体等を通じて、食の支援が必要な人に届けられる。組合員がいつも食べている生活クラブのお米を、必要とする人に「おすそわけ」できる仕組みとなる。

第2弾は、食支援を必要とする人のお米の需要が大きいことを受け、お米にしぼり「おふくわけ米」を対象に実施。第1弾に引き続き提携生産者である全農パールライスと全農グループの協力により、その輸送網を活用して直送する。

長引く経済の低迷などにより、毎日の食事を満足にとることができず困っている人が増えていることから、生活クラブは組合員、生産者とともに、地域ごとにフードバンクの活動を続けてきた。従来のフードバンクは家庭にある食材を寄付するほか、農家の規格外品や食品製造企業の未利用品などの食品ロスを有効活用している。一方、生活クラブは、組合員の注文にもとづき生産者が計画を立てて生産し、組合員が利用する「予約共同購入」のため、食品ロスがほとんど発生しない。そこで、組合員と提携生産者のプロジェクトメンバーで協議し、組合員が注文することでフードバンクの支援に参加ができる「おふくわけ」をはじめた。

6月に実施した第1弾では、合計1万945口の注文があり、パックご飯・ツナ缶・フリーズドライスープのセットが4644セット、お米は6301kg(約1260袋分)を、必要としている人々へ届けた。

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