北海道えりも産昆布をカレーや春巻きで堪能 職員向け料理教室開催 パルシステム連合会2024年11月27日
パルシステム連合会の子会社でパルシステム・リレーションズは11月21日、水産産直提携産地の生産者による料理教室をキッチンスタジオで開催し職員15人が参加した。これまで利用者に向けた料理教室は継続して実施してきたが、職員を対象とするのは初めて。
13メートル近い昆布を持って登場する「浜の母さん」たち
料理教室は、パルシステム提携産地のえりも漁業協同組合と北海道漁業協同組合連合会の水産製品販売を担う株式会社ぎょれん北光の協力で開催。えりも漁協からは女性部で構成される「えりも浜の母さん」たちも参加した。
ぎょれん北光は、北海道の漁業や昆布の歴史、7種類の味わいの特徴、生産方法など、えりも漁協は生産地の北海道襟裳岬の緑化事業を説明。参加者からは温暖化による影響や生産量増加のための工夫など質問が上がり、生産地や昆布への理解を深めた。
「浜の母さん」から料理を教わる参加者
料理教室では、「えりも浜の母さん」たちから調理方法やコツを聞きながら、昆布やホッキ貝などが入った海鮮カレー、とろろ昆布とかぼちゃの春巻き、刻み昆布入りサラダ、昆布巻きを作った。できあがった料理は、参加者が浜の母さんたちと一緒にテーブルを囲んで試食し、生産者の暮らしや昆布、地元への思いを聞くなど親睦を深めた。参加者からは「昆布巻きが思ったより簡単でした」「昆布やホッキ貝が入ったカレーは初めて。だしが出ていて美味しい」と好評だった。
パルシステムでは持続可能な水産業を応援し、商品や産地への理解を深め、生産者と交流できるイベントを継続的に実施。「浜の母さん料理教室」は、2013年からパルシステムの配送エリア各地で開催している。
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