サプライチェーンにおける農地の炭素貯留量予測サービス キリンに提供 サグリ2024年12月16日
サグリは、キリンホールディングスに、サプライチェーンにおける農地の炭素貯留量予測サービスの提供を開始。 今後、農業由来の温室効果ガス(GHG)排出量・炭素除去量算定、削減・除去活動支援事業の拡大を目指す。
サグリは、キリンホールディングスから、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(キリン ヘルス イノベーション ファンド)」を通じて4月に出資を受けた。それて以降、キリンホールディングスのサプライチェーンにおける農地に対する脱炭素化を支援する事業を検討してきた。
このほど、第一弾の取り組みとして、キリンホールディングスと大麦のサプライヤーと協業して、ビール原料となる大麦を栽培する農地における炭素貯留量を予測。この取り組みを手始めに、今後は対象地域や農作物を拡大し、キリンホールディングスのサプライチェーンにおける農地の脱炭素化に向けた戦略策定支援や実行支援を行うことで、「キリングループ環境ビジョン2050」の取り組みを支援する。
森林・土地・農業(FLAG)セクターは、世界のGHG排出量の約1/4を占め、食料需要の増加に伴う排出量も増加すると予想されている。サグリは、SBTiでFLAGセクターの対象企業に対し、農業由来のGHG排出量・除去量算定と削減・除去活動支援サービスを提供することで、農業による気候変動の課題解決に取り組む。
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