komham「スマートコンポスト」明石市の学校給食残渣・堆肥化と資源循環事業に採用2024年12月19日
株式会社komham(札幌市厚別区)は12月16日、令和6年度明石市民間提案制度に「スマートコンポストを用いた小学校給食残渣の堆肥化及び資源循環事業」の提案が採用されたことを発表した。
小学校に設置された「スマートコンポスト®」
兵庫県明石市は、2020年3月に気候非常事態宣言を表明。2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、ごみの減量・再資源化や省エネルギーの推進など持続可能な環境への取り組みを進めている。同社の「スマートコンポスト®」は、生ごみの減量と再資源化および二酸化炭素排出削減に寄与することができることから、同本事業に提案された。
提案では、ソーラー発電で駆動するバイオ式生ごみ処理機「スマートコンポスト®」を明石市内の小学校に設置し、給食で発生した食品残渣を処理。生ごみの堆肥化処理により可燃ごみの総量が減量されるため、焼却処分に伴う二酸化炭素の排出削減につながる。また、コンポストで生成された堆肥を小学校の花壇等で使うことで、生ごみの資源循環を構築。児童の環境意識向上につながることも期待される。
生ごみの資源循環を構築する「スマートコンポスト®」
「スマートコンポスト®」は、AC電源や排水処理を必要としないソーラー発電で自動駆動する独立型の生ごみ処理機。生ごみの高速処理が得意な当社微生物群「コムハム」がより安定して生ごみを分解できる環境をスマートコンポスト内に整え、街中や施設内に設置しても景観を損なわないデザインで開発した。
また、管理者は、クラウドにアップロードされたデータから、投入生ごみ量、生ごみ分解量/分解率、温室効果ガス排出削減量、バッテリー残量を取得でき、エラー発生時はアラートがはたらくため、最低限のメンテナンスで運用できる。
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