特に値上がって困った野菜は「キャベツ」2024年の食品物価高を振り返る Oisix2024年12月24日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地が展開する「Oisix」は、年末に向けて2024年の物価高を振り返る調査を実施。その結果、55%が1か月の食費で5000円以上の値上がり実感しており、特に値上がって困った野菜は「キャベツ」という回答だった。
Q1:1年前と比較して今年の物価をどのように感じますか?
同調査は12月11日~16日、全国の20代~50代の男女1101人にインターネットで調査。1年前(2023年)と比較して今年(2024年)の物価をどのように感じるか聞いたところ、87%が「物価が上がった」と回答した(Q1)。今年の家計支出のなかで値上がりを感じて困ったものを聞くと、大多数の81%が「食料品費」と答えた。そのほか、51%が「光熱費」、47%が「日用品費」と日々使うものに回答が集まった(Q2)。
Q2:今年の家計支出で値上がり感じて困ったもの
Q2で「食料品費の値上がりが困った」と回答した人に具体的な食品名を聞くと、79%が「野菜」、70%が「お米」と回答(Q3)。Q3で「野菜」と回答した人に、さらに具体的な品目を聞くと、75%が「キャベツの値上がりが特に困った」と答え、2位のトマト(43%)を引き離して圧倒的な回答が集まった(Q4)。
Q3:今年は具体的にどんな食品の値上がりが困りましたか?
Q4:今年値上がりして困った野菜
1年前と比較して、今年の一月あたりの家計の食費(外食費は除く)がおよそいくら値上がりしたか聞くと、55%が5000円以上値上がりしたと回答。中でも、9000円以上値上がりしたと回答した人は40%にのぼった。また、今年の食品の物価高騰をきっかけに日常生活で新たに取り組み始めたことを聞いたところ、「余計なものを買わないように心掛ける」(52%)、「より安い商品を購入する」(42%)、「値引き品を購入する」(37%)という支出を押さえる試みのほか、「食品のフードロスを減らすよう心掛ける」(30%)など食材の無駄をなくす試みも上位にランクインした。
重要な記事
最新の記事
-
米価上昇止まらず 4月7日の週のスーパー販売価格 備蓄米放出効果いつから2025年4月21日
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
【人事異動】JA全農(4月18日付)2025年4月21日
-
【JA人事】JA新ひたち野(茨城県)新組合長に矢口博之氏(4月19日)2025年4月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】四つ巴のお手玉を強いられる植田日銀 トラの圧力"内憂外患"2025年4月21日
-
備蓄米放出でも価格上昇銘柄も 3月の相対取引価格2025年4月21日
-
契約通りの出荷で加算「60キロ500円」 JA香川2025年4月21日
-
組合員・利用者本位の事業運営で目標総達成へ 全国推進進発式 JA共済連2025年4月21日
-
新茶シーズンが幕開け 「伊勢茶」初取引4月25日に開催 JA全農みえ2025年4月21日
-
幕別町産長芋 十勝畜産農業協同組合2025年4月21日
-
ひたちなか産紅はるかを使った干しいも JA茨城中央会2025年4月21日
-
なじみ「よりぞう」のランドリーポーチとエコバッグ 農林中央金庫2025年4月21日
-
地震リスクを証券化したキャットボンドを発行 アジア開発銀行の債券を活用した発行は世界初 JA共済連2025年4月21日
-
【JA人事】JA新潟市(新潟県)新組合長に長谷川富明氏(4月19日)2025年4月21日
-
【JA人事】JA夕張市(北海道)新組合長に豊田英幸氏(4月18日)2025年4月21日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡2025年4月21日
-
農機・自動車大展示会盛況 JAたまな2025年4月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」おかやま和牛の限定焼肉メニューは「真夏星」 JAタウン2025年4月21日
-
「かわさき農業フェスタ」「川崎市畜産まつり」同時開催 JAセレサ川崎2025年4月21日
-
【今川直人・農協の核心】農福連携(2)2025年4月21日