東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
総務省が12月27日に公表した東京23区の消費者物価指数の12月分(中旬速報)によると、2020年を100とした総合指数が109.7となり、前年同月比で3%、前月比(季節調整値)も0.6%上昇した。このうち生鮮食品の指数は136.7、前年同月比は17%増と今年に入って初めて2桁増となった。総合指数では生鮮食品を除く食料も118.7となり、食料全体も121.5と高水準が続いている。
食料のうち主な上昇品目の前年同月比は、生鮮野菜が25.8%増でトマトの56%など。穀類は13.6%増でうるち米(コシヒカリを除く)62.9%、生鮮果物は17.2%増でミカンが23%増。外食は3%増、菓子類は6.2%増でチョコレートが29.3%増。肉類は5.7%増で牛肉(輸入品)が11.9%増、飲料は5.9%増でコーヒー豆の19.9%増などとなっている。
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