移動スーパーとくし丸 マイヤと提携 岩手県花巻市東部エリアで移動販売再開2025年1月27日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地の連結子会社で、全国で移動スーパー「とくし丸」を展開する株式会社とくし丸は、岩手県、宮城県で18店舗を運営する株式会社マイヤと提携。マイヤ運営による「とくし丸」が1月30日から開業する。
移動スーパーとくし丸
岩手県花巻市は、人口約9万人のうち約3万2000人が65歳以上と高齢化率が35.4%に達し、高齢者の買い物支援が重要な課題となっている。花巻市では2020年10月から、地域のスーパーマーケットが移動スーパー「とくし丸」を2台で展開。地域の買い物環境を支えてきたが、同スーパーが閉店することに伴い、2024年12月に「とくし丸」も休止となり、利用者からは継続を望む声が、花巻市からも代替手段の模索を求める声が上がっていた。
この状況を受け、課題解決に名乗りを上げたマイヤが、とくし丸との提携を通じて休止していた2台の販売コースを引き継ぎ、1月30日から移動販売を再開する。
冷蔵機能付きの車両で400品目、1200点の商品を詰めこんだ「とくし丸」
とくし丸の現場を担うのは個人事業主の「販売パートナー」。高齢などで買い物が困難な方々の自宅前まで新鮮な食材を販売し、食生活を支援、買い物の楽しさを提供する。買い物を通じたコミュニケーションは、見守り活動にも繋がり、地域貢献に大きく寄与する。
通常、とくし丸では、販売パートナー採用後の開業が多い中、マイヤは「地域の困りごとを早急に解決したい」との思いから、まずは既存従業員2人で運行を開始。同時並行で花巻市エリアの販売パートナーを採用する。
販売パートナーは、未経験者でも平均年収550万円と、社会貢献とビジネスの両立が可能。無料の開業研修や販売アドバイスなどサポート体制も充実している。花巻市で地域貢献を目指す人、独立開業を考えている人は、問い合わせを。
移動スーパーとくし丸 問合せ窓口:(電話)0120-1094-80(平日9時~18時)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日
-
【役員人事】カインズ(4月21日付)2025年4月22日
-
「森林×ACT(アクト)チャレンジ2025」募集開始 林野庁2025年4月22日
-
長年にわたる知財制度の活用と地域貢献で産業財産権制度140周年記念「内閣総理大臣感謝状」 サタケ2025年4月22日
-
本が地域の架け橋に 情報誌『のんびる』5・6月号注文受付開始 パルシステム2025年4月22日
-
能登の稲作再生へ43人派遣 草刈りや田植えなど支援 パルシステム連合会2025年4月22日
-
東急不動産と自然電力 営農型太陽光発電事業の新会社を設立2025年4月22日