キャベツ、はくさい、ブロッコリー 野菜が消費者物価押し上げ 1月・東京区部2025年2月3日
キャベツは前年の3倍強、はくさいとブロッコリーは約2倍。天候不順による野菜の高騰が消費者物価を押し上げた。
総務省が1月31日に発表した東京都23区の消費者物価指数(中旬速報値)は、生鮮野菜が前年同月より36.6%上がった。
キャベツは前年同月比+204.6%で3倍強、はくさいは+112.7%で2倍強、ブロッコリーは+87.1%で約1.9倍だった。米類は+70.7%で、コシヒカリは+67.2%、コシ以外は+72.8%と上昇が止まっていない。果物は+22.7%で、みかんの+37.3%が目立つ。
そのほか、コーヒー+19.0%、弁当+4.8%、外食+3.6%など、食品関係が全体的に上がっている。農水省の「野菜生育状況と価格見通し」や帝国データバンクの食品の価格改定の調査などを総合すると、食品の値上げはしばらく続くとみられる。
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