食品パッケージを裏返して食品添加物チェック「/Oneflipアクション」開始 生活クラブ2025年2月12日
(リード)
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は2月10日、食品添加物の表記についての理解を深めるため、「食品パッケージを裏返して原材料や食品添加物をチェックしてみる」という行動を呼びかける、「/Oneflipアクション」を開始した。
2015年に施行された食品表示法(完全施行は20年4月1日)では、「食品の原材料と添加物を明確に区別して表示すること」が義務付けられ、原材料名の中にある「/(スラッシュ)」から後ろは食品添加物ということが分かりやすくなっている。
しかし、生活クラブが「食品添加物」に関する意識調査を行なったところ、7割の人が購入時にパッケージの裏面や側面に記載されている「原材料表示」を確認していながらも、このスラッシュルールをきちんと理解している人はたった2割しかいないということが浮き彫りになった。
そこで生活クラブは、このスラッシュルールをより多くの人に知ってもらおうと、食品パッケージを裏返して、 原材料表記にある、「/(スラッシュ)」以降を確認してみようと呼びかける、「/Oneflipアクション」を始めた。同キャンペーンは、Instagramのストーリーズにある「お題に参加」機能を使うため、誰でも参加できる。
また、このスト-リーズにあるブーメラン機能で撮影することで、ループ再生するミニ動画の作成が可能。これらの機能を使い、食品パッケージをひっくり返す様子をInstagramのストーリーズで、投稿できる。
生活クラブでは 「/Oneflipアクション」を通じて、パッケージをひっくり返して「/(スラッシュ)」以降をチェックするだけで、使われている食品添加物がわかるという簡単なルールの認知を拡大。3月15日の「世界消費者権利デー」に向けて食の情報を正しく理解し、本当に必要で安心なものを自ら選択することを呼びかける。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
米の海外依存 「国益なのか、国民全体で考えて」江藤農相 米輸入拡大に反対2025年4月22日
-
【地域を診る】トランプ関税不況から地域を守る途 食と農の循環が肝 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
米の品薄状況、備蓄米放出などコラムで記述 農業白書2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
千葉県柏市で「米作り体験会」を実施 収穫米の一部をフードパントリーに寄付 パソナグループ2025年4月22日
-
【人事異動】杉本商事(6月18日付)2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日