国際協同組合年に学ぶ「協同組合」労金、農協、労協と異業種交流開催 パルシステム2025年2月19日
パルシステム連合会は2月12日、協同組合を学ぶ職員研修を労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団の東京中央事業本部で開催。参加者は講師による各組織の事業説明や交流会などを通して、協同組合に対する理解を深めた。
協同組合を学ぶ研修会
生活協同組合の基礎的な知識を学び、生協で働く心構えを醸成することを目的に行われた同研修には、入職5~6年目の若手職員を中心に、26人が「生協・協同組合の基礎知識」「協同組合の多様な取り組みを学ぶ」「活動団体の声を聞く」の3部構成でプログラムを受講した。
参加者は、はじめにコモテック人材開発研究所の井上淳信代表から生協や協同組合の基礎的な知識について講義を受けた。
第2部では、(一社)全国労働金庫協会から西田麻紀さん、神奈川県農業協同組合中央会から岩堀義一さん、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団から尾添良師さんの3人を講師に迎え、各組織の概要や事業・活動を説明。司会進行は、パルシステムの協力団体である(一社)くらしサポート・ウィズの中根康子さんが務めた。
講師の話を聞いて参加者同士で意見交換するコーナーでは、「同じ協同組合でも多様な事業があることや、協同組合ならではの地域や利用者とのつながりに感心した」との声が聞かれた。
第2部後半は、グループに分かれて講師への質問を中心とした交流会を実施。参加者からは、各組織の事業内容や日々の業務、さらには仕事のやりがいやモチベーションなど多岐にわたる質問があがり、講師は一つひとつ丁寧に回答した。
最後は、(一社)反貧困ネットワークの瀬戸大作さんが、国籍や在留資格に関わらず貧困者を支援する活動が伝えられた。研修を通じ参加者からは「さまざまな団体との連携を強化することでよりよい社会を目指せるのでは」「自分の仕事が必要なものだと実感」などの声があがり、協同組合への視点を深めるとともに自身の仕事を振り返る機会にもなった。
終了後のアンケートでも「同じ協同組合の職員として誇りを持って勤めていきたい」「世の中の動きや課題に関心を持ち、日々の仕事に精一杯取り組みたい」との前向きな感想が寄せられた。
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