農業生産者と食卓囲み260人が交流「産直ランチサミット」開催 パルシステム千葉2025年2月26日
生活協同組合パルシステム千葉は3月6日、生産者と消費者、生協職員約260人による交流会「第36回パルシステム生産者・消費者協議会ランチサミット~県別交流会in柏~」をハート柏迎賓館(柏市柏)で開催。全国40を超える産直提携産地からは生産者66人が参加し、毎週の宅配で届ける農畜産物の生産の背景を伝え、これらを届ける生協職員や利用者と語り合う。
交流会には、青果や米、肉、卵の生産者など約260人が参加。生産者がパルシステムの利用者や職員の声を直接聞き、お互いへの理解を深めることを目的に開かれる。それぞれの産地やパルシステムの食材を使ったランチメニューを囲み、生産と流通、消費の立場を超えて語り合う。
パルシステムと産直提携を結ぶ各産地では、環境保全・資源循環型の生産方法を目指し、持続可能な生態系や地域経済の活性化を図っている。利用者は農畜産物の安全性を追求するだけでなく、産地に直接足を運び、農薬や薬剤に極力依存しない生産の努力やリスク、生産地域への理解を深めている。
パルシステムと産直産地は1990年、生産者と消費者がこれらの持続可能な生産と消費を目指すため「パルシステム生産者・消費者協議会」を設立。都県別交流会は毎年都内での総会開催後、全国から集まった生産者が事業エリアの13都県に分かれ足を運び、利用者と年に1度交流するのが恒例で、36回目の開催となる。
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