岩手県大船渡市の森林火災 生産者を金銭面で支援できる応援商品を出品 雨風太陽2025年3月7日
全国の農家や漁師など生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽は、岩手県大船渡市の森林火災を受け、生産者を金銭面で支援できる応援商品の販売を開始した。同品はふるさと納税での寄付も可能。
2月26日に大船渡市で発生した山林火災は、発生から8日間が経過した3月6日にも消火活動が続いており、岩手県によると、6日朝の時点で約2900ヘクタールが焼失した。
東日本大震災をきっかけに生まれた同社にとって、今回の森林火災が発生した大船渡市は、震災で大きな被害を受けた地区でもあり、創業とともに歩んできた生産者も多く在住している。
津波から立ち上がり、力強く再生を遂げてきた大船渡の漁師も、この山林火災により大きな試練に見舞われている。特に被害の大きい、定置網漁やワカメ漁が盛んな綾里漁協は、この火災で定置網のある倉庫が網とともに焼けてしまった可能性が高く、収穫期が短いワカメは時期を逃し、出荷が出来ない恐れが高い。
こうした状況を受けて同社は、綾里地区の漁師を金銭面で支援できる応援商品を販売。売上は、全額が被害を受けた漁業者に支払われる。また、ふるさと納税での支援も可能。
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